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『河原の家』イベントレポート
ゴールデンウィークも終わり通常業務がスタートしました。
さて先日開催された完成見学会会場のレポートです。
大型連休前半の開催で、行楽などでお忙しいなかにもかかわらず、満員御礼となりました。
近隣に新築が建ち並ぶ住宅地ながら、小さなプラベートガーデンを持つ開放的なダイニング。吹抜上部の窓からもいい光が降り注ぎます。
一方リビングは光の量がおさえられた、少し奥まった場所に配置。
家事動線は、回遊動線を積極的に計画しますが、落ち着きたいリビングなどは、あまり人が行き来しない行き止まりに配置するようにしています。
「たまり」の場所と言ったりします。
その「たまり」から、ほんの少し視線が抜ける開口部があれば、居心地は格段によくなります。
基本西側には積極的に窓を設けませんが、太陽高度が低くなる西日は思いもよらない陰影を室内につくりだしてくれます。
このような思いもよらない偶然の産物や幸運な偶然の事を、「セレンディピティ」と言うそうです。
日常の暮らしで発見する様々な「セレンディピティ」が、また家を好きになって頂ける重要な要素だと考えてます。
オーク材と白で設えられた空間に、少しだけ和テイストが加えられた素敵な物件でした。
次回見学会もご期待ください。