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『リノベ塾』ファイナル。
昨年から計6回にわたって通ったリノベ塾。
哲学、耐震、温熱、設計から建築写真撮影まで、すべて実務に直結する内容を学んで参りました。
今回は最終回(IN東京)
これまで学んだすべての集大成。
とある建物の既存平面図と立面図、要望書に沿って、リノベプランを3時間半で仕上げるという即日設計課題。
そして翌日プレゼンテーション。
プレゼンは塾生25名全員が、それぞれどう解いたかを発表。
塾生の数だけ多種多様なプランがあり、それだけでも見応えがあります。
設計とは、単に間取りだけを考えるのではなく、敷地と周辺との関係、外観、構造合理性、太陽との関係、家具配置、暮らし方、外構。
すべての要素を一気に解決しなければなりません。
必ずしも時間をかければ良いものができるという事でもなく、3時間半という限られた時間で一つのものをつくるという作業は大変よい訓練となりました。
課題にはいくつかのトラップが仕掛けられ、それをどう解決したかが評価の基準となりました。
それに加え、家具や通路幅、間合いといった「適切なサイズの理解度」
豊かさを生むスペース「暮らしの理解度」
土地の魅力を読み取り、内外の関係「配置の理解度」
「構造理解度」「パッシブ設計理解度」、、、
塾長の適格な解説付きで一日かけプレゼン講評は終了。
幸運にも塾長賞と、塾生による投票の最多票を頂きました。
山本も投票5位にランクイン!
普段から手書きプランをやってきたのが功を奏しました。
これを励みに新築は勿論、今後本格的に高付加価値リフォーム「性能向上リノベ」の部署化、ブランディングの構築を詰めていきたいと思っています。
少子高齢化、物価高騰、職人不足、環境問題、、、加速する将来の不安。
そう遠くない未来に備え、引き続き「目を養い、手を練り」(あまりこねくり回しすぎないよう)小さくともキラリと輝くスモールエクセレントな工務店になれるよう努めて参りたいと思います。