blog

太陽光発電の経済メリット2023①

2024年に入り、すでにひと月過ぎ去っていきましたね。早い!
年々早くなります。それだけ歳を重ねたということでもあり、それだけ充実しているということでもある、、、と思いたい!

2023年、ヌック新築物件は太陽光パネル設置率100%でした。


弊社でも、2022年に自邸に太陽光を設置した社員が3名います。
ようやく1年分の実績が出たので、太陽光発電量が表示されるモニターを眺めつつ、太陽光パネルを設置した経済メリットを算出してみたいと思います。


【A邸】
積載量は5.13kW。10年契約のリースで購入(リース代は月10,826円)。
オール電化ですが、冬の暖房に薪ストーブを使っています。

こちらがモニターの画面。年ごとのデータを表示したところです。
ホーム画面では毎日の発電量をリアルタイムで教えてくれます。

①発電量 太陽光パネルが発電した総発電量。
②売電量 発電したけれど使わずに余った電気量。
③消費量 電気の総使用量。
④買電量 発電していないときに電力会社から買った電気量。


ここで、電力会社から届く明細の2023年分をチェックしてみます。

〇売電収入は 76,931円/年。
契約が2021年のため、売電単価は19円/kWh(10年固定)。

〇買電支出は 137,778円/年。
買電単価は 137,778円 ÷ ④買電量4,462kWh ≒ 31円/kWh。
※電力会社の明細にある使用量と、モニターの買電量は、締め日の違いから多少の差があります。微差なので今回はモニターの数値を使います。

え?支出の方が 60,847円 も多い!めっちゃ損やん!と思ったそこのあなた。
私も思いました。

でもここには、太陽光パネルを設置しなかったら支払うはずだったけれど、設置したおかげで発電した電気をタダで使えている分=自家消費分のメリット が考慮されていないんです。


ここでまたモニターチェック。
①発電量 - ②売電量 = 自家消費量 です。
これは ③消費量 - ④買電量 と同じです。


自家消費量は1,716kWh。

自家消費分のメリットは、
買電単価31円 × 1,716kWh = 53,196円 !

これに売電収入を足した金額が、太陽光パネルを設置したメリットです。
売電収入76,931円 + 自家消費メリット53,196円 = 130,127円 !!

太陽光パネル設置前と設置後では、年間130,127円もメリットが出ています。
※買電支出は太陽光を設置してもしていなくても発生している支出なので、カウントしません。

A邸はパネルをリースで購入しているので、リース支出は年間129,912円。
ほぼ同じ!ということは、設置しなければ支払うはずだった電気代の範囲内で、太陽光パネルのリース代を支払うことができた、ということですね!

よかった~


ちなみに、買電単価が約31円でしたが、前年まで上昇傾向にあり、前年は約35円でした。これはあまりの電気代高騰により2023年に一時的な還付金があったためで、今後2030年に向けて再び上昇していくとみられています。
そうすると、買電も増えますが、自家消費メリットも増えることになりますね。

・・・長くなりそうなので、つづきは②で!

Follow usInstagramLINE
SCROLL
small is beautiful