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「床下エアコンの使い方」

いよいよ冬本番。明日から最高気温でも10℃以下、最低気温が4℃以下なんて日が続くようです。

いよいよ暖房が本格的に稼働する時期となります。

床下エアコンをご採用頂いた、弊社オーナー様向けのブログになってしまうかもしれませんが、これからご検討する方にも、ためになる話かと思います。

まず前提として床下エアコンは、温風を床下に送り込み、床下空間の基礎コンクリートを暖め、コンクリートからの輻射熱で室内の温度を上げるというものになります。

つまり室内が快適な温度に達するまでには、時間がかかるという事となります。

壁掛けエアコンやファンヒーターのように必要な時にスイッチを入れて、強烈な温風でいっきに温めるという使い方ではありません。

なので、これからの冬本番となる時期は、24時間連続運転をお勧めします。

「設定温度は22℃前後」「風量は自動運転」「風向は真下」に設定してください。

室温が設定温度に達せば、エアコンは自動的に停止し、温度設定を下まわれば、自動的に運転再開をします。

外気温が暖かくなる日は設定温度を下げて頂いて構いません。

設定温度を1度低くすると、消費電力は10%削減になると言われてます。

床下をサーモカメラでチェック。青いところで23℃、赤いところで31℃、床下空間が25℃に。
床下空間が暖まり、ようやく吹き出し口から25℃を超える熱が放出されます。

ただ、吹き出し口から温風を出すことが本当の目的ではなく、床全体が暖かくなることを目的としています。

連続運転で床が25度に。壁や天井、室温も22度。

電気代が高騰している昨今です。エアコンつけっぱなし運転に抵抗感、罪悪感があるかもしれませんが、24時間家じゅうが温度差の少ない快適な暮らしが、最小コストで最小メンテナンスコストで実現できる。

それが床下エアコンの醍醐味かと思います。

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