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『青葉町の家』土地の考察。

10月吉日。青葉町の地鎮祭を執り行いました。

久しぶりの準防火地域です。この地域での計画はいつも以上に開口部の計画を熟考します。

ご承知のとおり、準防火地域では隣地境界線から、1階は3m、2階は5m(延焼線といいます)の距離を確保できない窓は、防火戸仕様にする必要があります。

この防火戸が高価なうえ、断熱窓の規格、バリエーションが乏しいのです。

できる限り、防火戸にならないよう建物を配置したり、カタチを変えたり、防火壁を作ったり、コスパ良く窓の計画をし、なんとか1階の防火戸を1か所にとどめることができました。

準防火地域=住宅密集地となります。

せっかくお金を払って窓を設けたのに、隣地の視線が気になって開放できないなんて事はコスパが悪いです。

意味を持たない窓は思い切って、無しにしちゃいます。準防火は特にです。

さらに今回の土地は南側にがっつりバルコニー付きの2階建てが建っております。南側には大きな窓を設ける、これは基本であり、理想なのですが、それをしてしまってもお互いに気持ちが良くない、、、

と、いろいろ課題が少なくない土地でしたが、ここは「その土地に最適な計画」をすることができる工務店の腕の見せどころ!

土地を知り、土地のポテンシャルを最大限に活かす。

これが我々の仕事です。

課題をどう解いたか、、、来年春完成予定でいよいよ着工です。

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